WORLD SOBA JOURNEY
02 / SLOVENIA
イタリアやオーストリアに国境を接するスロベニア共和国。 年間の蕎麦の消費量が日本より多く (1人当たりの消費量は日本人の2倍)、 毎日のように食べられているそうです。
スロベニアにとって、蕎麦は古くから重要な穀物の一つでした。 理由としては、地形で見ると山岳地帯が多く、 国土の半分近くは石灰岩でできている点、 そして気候的にも小麦や米の栽培が難しい点が挙げられ、 やせた土地でもよく育つ蕎麦は スロベニアの食文化に深く根付いたといわれています。
スロベニアのそば料理は粉にしてミルクと一緒に飲んだり、 パンにしたり、ケーキやお菓子に使ったり、 そばを使ったレシピがとてもたくさんあります。 今回は、たくさんあるそばを使ったレシピの中でも、 日本のそばがきに似た 『Ajdovi žganci(アイドヴィ・ジュガンツィ)』を ご紹介させていただきます。
スロベニア語で“Ajdovi”は「蕎麦粉」、 “žganci”は「マッシュ」を表します。 日本のそばがきのような伝統的な農民料理です。 レストランなどでは付け合わせとして出される場合が多いようです。
大きめのフライパンを中火にかけます。 そば粉を加えて、香りがするまで2~3分炒めます。 焦げ付かないように定期的にかき混ぜます。
(お好みで豚バラを入れる場合) フライパンを中火にかけ、豚バラ肉を入れます。 肉がきつね色にカリカリになるまで数分間炒め、 クッキングシート等に置いて熱を冷ましておきます。
鍋に水と塩を入れ、強火にかけます。 水が沸騰し始めたら、先ほどのそば粉を 鍋の真ん中に一気に全部流し入れます。 かき混ぜずにそのままにして蓋をし、 20~25分煮ます。
茹で汁を一旦別の容器に取っておきます。 木製のスプーンを使って、そば粉の塊を だまが残らないようによくかき混ぜます。 もしそば粉の塊が乾燥しすぎてまとまらない場合は、 茹で汁を約60ml(1/4カップ)追加します。 粘り気があり、どろどろになるまで、 茹で汁を少しずつ追加します。
粘り気が出てきたら、 素手やフォークなどで千切りながらお皿等に盛り付け、 お好みでその上に豚バラまたは クルトン・チーズなどを散らしてお召し上がりください。