製粉
昔ながらの石臼で挽く、こだわりのそば粉。
ゆっくり、ゆっくりと、おいしいそばになっていきます。
歯触りの良いそばをつくるために、そばの実の不純物をていねいに取り除き、脱皮の工程を経てから、製粉します。製粉には、かつて戸隠の水車小屋で使われていたものを含め、48個の石臼を使用。低速回転でゆっくりと挽くことで、熱を持たずに、そばの大切な香りを逃しません。手間を惜しまず、こだわりの技術で「ひきぐるみ」「一本びき」と呼ばれるおびなた自慢のそば粉になります。
また、ロール製粉機により、白い粉から黒い粉までの取り分け製粉も行い、お客様からの要望にお応えしています。
製麺
美味しいそばづくりには清らかな水澄んだ空気が必要。
戸隠の恵みを、存分にいかしています。
そば粉を練る時に戸隠高原の水を使用します。この水は、年間を通じてそばづくりに最適な温度(約13℃)に保たれており、豊富に使用することができます。
製麺機でつくられた麺は、自然乾燥に近い低温乾燥法でおよそ11時間かけてゆっくりと乾燥させます。熱を避け低温でじっくり仕上げることが、風味豊かな「おいしい麺」をつくる秘訣なのです。